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塩釜出身・写真家の平間至さん、実家でデビュー30年展 家族の肖像など140点展示

躍動感のあるポートレートが並ぶ写真展

 宮城県塩釜市出身の写真家平間至さん(57)のデビュー30年を記念した写真展が同市尾島町にある実家の「ひらま写真館」で開かれている。祖父の甲子(こうじ)さんの代から営業していた写真館は2003年に休業した。今回の展示に合わせてロビーやスタジオの壁紙などを直し、約140点を並べた。18日まで。

 1階ロビーとスタジオに飾った作品は約80点。至さんが東京・世田谷に開設する「平間写真館TOKYO」で撮った家族のポートレート群「平間写真館大博覧会」と、初めての写真集「モータードライブ」(1995年)に代表されるシリーズ「スティルムービーズ」の、二つの作品群から選んだ。
 2階につながる階段部分には、ひらま写真館に保存されていた平間家のアルバムから、3代にわたる家族写真約60点を飾った。至さんが小学4年の頃に初めて写真館で撮影した父親の新さん(89)のポートレートも含まれている。
 涌谷町の団体職員門田和也さん(31)は「躍動感や動きが感じられて驚いた。場の雰囲気を閉じ込めて、被写体となった人物の本質などを表現しようとしているように感じた」と話した。
 ひらま写真館は、甲子さんが1931年に開業。鉄骨と木造の一部3階で、2階が自宅だった。至さんは「命が生き生きと輝く瞬間を残したいと写真を撮り続けてきた。長年住民を撮影してきた写真館は地域の思い出の場所だ。そこで3代目の私が東京でやってきたことを見て、感じてほしい」と話す。
 入場無料。月−金曜午前10時〜午後5時。土日曜は午前11時〜午後7時。


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2020年10月14日水曜日


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