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受注生産でロス削減 エコなハムがグッドデザイン賞受賞 大崎・岩出山の女性だけの会社が展開

グッドデザイン賞に選ばれたジャンボンメゾンの商品と高崎社長

 宮城県大崎市岩出山のハム製造会社「ジャンボン・メゾン」が2020年度のグッドデザイン賞を受賞した。「日本人が作る日本人のためのハム・ソーセージ」を理念に、女性だけの会社で三つのブランドを展開する戦略が評価された。
 1993年創業の同社はご当地ブランド「岩出山家庭ハム」が柱。2代目の高崎かおり社長(48)はご飯に合う「和ハム」ブランドを開発し、2018年から新ブランド「アトリエ・ドュ・ジャンボンメゾン」を展開する。
 催事限定でカットしたハムを販売するほか、受注生産で食品ロスの削減を図っている。高崎社長が呼び掛け、仙台市で宮城県内のパンや農産物を集めて販売する「量り売りマルシェ」を開催するなど、食を通じたごみ減量にも取り組む。
 高崎社長は「女性だけで食べる芸術品を目指した。今後も拡大路線ではなく、エコを意識しながら小さくても強い会社を目指したい」と話す。
 商品のブランド戦略は、大崎市岩出山のデザイン事務所「ブルーファーム」が担当した。同社は15年度以降、ジャンボンメゾンを含めて計5度のグッドデザイン賞を受賞している。
 早坂正年社長(40)は「高崎社長と社員のものづくりへの情熱を、客に伝わりやすいようにデザインした。全体のコンセプトが素晴らしい」と評価する。


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2020年10月15日木曜日


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