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聖火走者、宮城の辞退者ゼロ 来年6月19〜21日、75人全員が参加

 新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期となった東京五輪の聖火リレーで、宮城県実行委員会の選定枠で選ばれ、県内のコースを走る予定だった聖火ランナー75人全員が、来年6月19〜21日の本番も走者を務める意思を示していることが分かった。当初は進学や健康の面で辞退者が出ることも予想されたが、宮城では全走者の顔触れが変わらない見通しとなった。
 大会組織委員会が9月28〜10月11日、全国の聖火ランナーを対象に行った意向調査の県内分が14日、県に伝えられた。県実行委の選定枠で県内15市町を走るランナー65人と10人一組のグループランナーの計75人が、現時点で辞退をしない方針を示したという。
 県が事務局を務める実行委は昨年7〜8月、聖火ランナーを募集。2788人の応募者から絞り込み、組織委の審査を経て昨年12月下旬に正式決定した。当時の最年少は12歳、最高齢は88歳で、県内の全35市町村から選んだ。
 東京五輪の開催が1年延び、県は進学や仕事の都合、健康面などを理由に聖火リレーの辞退を想定。地域性などを考慮しながら、選考から漏れた応募者の再調査も進めてきた。
 県は今後、各市町村と連係し、聖火ランナーとの情報交換を強化する。県のホームページや大会を盛り上げるイベントなどで、ランナーを紹介する機会を改めて設ける予定だ。
 県五輪・パラリンピック大会推進課の担当者は「全員が引き続き走る意向を確認できて良かった。走者の気持ちを維持する企画を考えていきたい」と話した。
 聖火リレーを巡っては、組織委が9月28日、都道府県別の日程を発表。来年7月23日に開幕する大会の日程に合わせて日付を1日ずつ前倒しした以外は、従来計画を維持した。


2020年10月16日金曜日


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