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「多くの人に支えられた」 一力碁聖が就位式

就位式で允許状を披露する一力碁聖=16日、東京都港区の第一ホテル東京

 囲碁の第45期碁聖戦(河北新報社など主催)5番勝負を制し、初の七大タイトルを獲得した一力遼碁聖(23)=仙台市出身=の就位式が16日、東京都内のホテルであった。一力碁聖は「多くの人に支えられた。今後は国際棋戦など大きなタイトルにも挑戦したい」と語った。
 式では一力碁聖に日本棋院と関西棋院から允許(いんきょ)状、新聞囲碁連盟から賞状とトロフィーが贈られた。連盟代表の温井伸北國新聞社社長は「息が詰まる神経戦を制した。棋士と新聞記者の二刀流で活躍してほしい」と期待を寄せた。
 師匠の宋光復九段は「学業との両立で睡眠が取れずに悩んだ時期もあったが、辛抱して走り続けた」とまな弟子をねぎらった。
 新型コロナウイルス感染症の影響で式は縮小され、関係者約70人が新碁聖の就位を祝った。
 一力碁聖は8月、連覇を目指した羽根直樹九段(44)を3連勝で破り、宮城県出身者として初めて七大タイトルを奪取した。一力碁聖が井山裕太天元(31)に挑む第46期天元戦5番勝負の第1局が今月8日に打たれ、一力碁聖が先勝した。


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2020年10月17日土曜日


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