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秋田臨海鉄道、創業50年で初の一般公開 来年3月で幕、貴重な車体にファン感動

鮮やかなオレンジ色が目を引くディーゼル車
コンテナ車のコキ50000形。停車した状態で間近に見られるのは珍しい
訪れた鉄道ファンらは思い思いに車体にカメラを向けた

 来年3月で50年の歴史に幕を閉じる第三セクターの秋田臨海鉄道(秋田市)で17日、車両などを公開するイベントが開かれた。1970年の創業以来初となる一般公開には全国の鉄道ファンら300人が訪れ、貴重な車体をカメラに収めていた。18日まで。
 JR東日本秋田支社との共同開催。9月11日に参加チケットの販売を始めると定員600人分が即日完売し、キャンセル待ちは1000人に上った。
 JR貨物と共同利用する秋田港駅構内で、鮮やかなオレンジ色が目を引くディーゼル車4台や「コキ50000形式」貨車を公開。限定グッズ販売や不要になったブレーキハンドルなどのオークションもあった。
 秋田市の会社員高橋理和(りな)さん(27)は「車体を間近で見る機会がなかったので言葉にならないほど感動した。3月でなくなるのは寂しい」と話した。
 秋田臨海鉄道は県やJR貨物などが設立し、秋田港駅から延びる南線(5.4キロ)と北線(2.5キロ、休止中)を運行。ピーク時の72年度は沿線の企業13社が利用したが、来年度には最後の1社が輸送を取りやめる。志水仁社長は「一般公開を喜んでくれる人が多くてうれしい。最後の日まで安全に走り続けたい」と語った。


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2020年10月18日日曜日


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