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宮城・大郷で「町民防災の日」初訓練 迅速対応へ手順確認

間仕切りの設営に励む町民たち

 宮城県大郷町は18日、昨年10月の台風19号災害を踏まえて制定した「町民防災の日」(10月13日)に基づく初めての総合防災訓練を町野球場で行った。住民や消防団員ら約200人が参加して災害対応の手順を確認、備えの意識を高めた。
 避難所運営訓練では新型コロナウイルス対策として受付時に消毒、検温し、段ボール製の間仕切りを組み立てた。救急隊員の指導で竹の棒2本に毛布を巻いて担架を作り、タオルで止血する流れなども学んだ。
 国土交通省の排水ポンプ車も展示。食を通じて町と連携する仙台大明成高の生徒は、大郷産大豆で作ったみそ汁や白菜とサバの水煮缶で作ったカレーライスを非常食として振る舞った。
 昨年の台風では、大郷町粕川の中粕川地区を中心に住宅211棟が全半壊などの被害を受けたが、犠牲者はいなかった。
 中粕川行政区長の赤間正さん(69)は「日頃から訓練していないと、いざというときに迅速に対応できない。防災意識を維持するためにも毎年続けることが大切」と話した。


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2020年10月19日月曜日


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