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福島第1原発の処理水問題 国担当者が福島県内水面漁連に初の説明会

国の担当者から処理水の現状について説明を聞く漁協関係者

 東京電力福島第1原発の放射性物質トリチウムを含む処理水を巡り、福島県内水面漁連は19日、同県楢葉町で会合を開き、国の担当者から初めて説明を受けた。
 県内の内水面漁協関係者約30人が参加。内閣府の担当者が処理水の発生・保管状況や処分の必要性、政府小委員会が海洋放出を「現実的で確実」とした報告書の内容などを説明した上で「海洋放出は決まっていない」と強調した。
 参加者からは「安全なら消費者を納得させる説明をしてほしい」などと国の姿勢に批判が出た。「現実的には(海洋放出の)選択肢を取らざるを得ない」との意見もあった。
 佐川泉会長は取材に「良い方向で進んでいるのに事故直後の状態に戻るのは避けたい。風評への十分な支援をしてもらわないと各漁協は成り立たなくなる」と話した。


2020年10月20日火曜日


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