宮城のニュース

国分町PCR全員陰性も受検者少 「患者あふれてない」仙台市長、検査の意義強調

報道関係者に公開された検査場の検体採取ブース=2020年10月3日、仙台市内

 郡和子仙台市長は20日の定例記者会見で、東北一の歓楽街、宮城県青葉区国分町を対象に新型コロナウイルスのPCR検査を実施し、受検者全員が陰性だったことに触れ「感染経路を追えない陽性患者が、歓楽街にあふれているという状況ではない」との認識を示した。
 検査は3、4、10、11日の計4日間、国分町の接待を伴う飲食店約420店の従業員のうち、無症状者を対象に無料で実施し、計209人が受検した。郡市長は「感染者は1人も確認されず、その意味で安心感が得られた。やった意義はあった」と成果を強調した。
 4日間で計440人分の検査枠を用意したが、受検者は半数に満たなかった。「もう少し受けてくれたら良かったとの思いがある」と吐露しながらも「検査は強制でない。飲食店、従業員それぞれの判断にゆだねざるを得ない」と述べた。
 青葉区の勾当台公園で昼休みに喫煙者が大勢集まり、たばこの煙や臭いが充満しているとの指摘に関しては「子どもたちも利用する公園のため、受動喫煙を防止する配慮が必要」と問題視。「いろいろ考えなくてはいけない」と語り、対策に乗り出す姿勢を見せた。


2020年10月21日水曜日


先頭に戻る