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「しゃがむ土偶」見比べよう 福島・上岡遺跡から出土 地元で特別展

しゃがむ土偶(右)と合掌土偶のレプリカを並べて紹介している特別展

 福島市の上岡遺跡で見つかった国重要文化財「しゃがむ土偶」を、国宝に指定されている全国の土偶のレプリカと見比べる特別展が同市岡島の「じょーもぴあ宮畑」で開かれている。
 1952年に出土した実物が館内に常設展示されているしゃがむ土偶は高さ約21センチ。妊娠した女性が膝を立てて座っている様子を表現しているとされる。
 特別展では、いずれも国宝の茅空(かっくう)(北海道函館市・著保内野遺跡)、合掌土偶(八戸市・風張1遺跡)、縄文の女神(山形県舟形町・西ノ前遺跡)、仮面の女神(長野県茅野市・中ッ原遺跡)、縄文のビーナス(同・棚畑遺跡)の各レプリカを出品している。
 一般的な土偶に比べ、国宝は5体とも人間の表現がより写実的だという。形や大きさ、時期が似ていることから、しゃがむ土偶のレプリカを合掌土偶と並べて展示している。
 12月14日まで。開館時間は午前9時〜午後5時。入場料は大人200円、高校生以下100円。無料エリアでは、福島県内で出土した土偶約90体を形の変遷が分かるよう年代順に並べて紹介している。連絡先は同館024(573)0015。


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2020年10月21日水曜日


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