宮城のニュース

女川原発再稼働、宮城県議会「同意」へ きょう賛成請願採択

宮城県議会庁舎

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、宮城県石巻市)の再稼働を巡り、宮城県議会(定数59、欠員2)は22日、地元団体が提出した賛成、反対の請願を9月定例会最終日の本会議で審議する。最大会派の自民党・県民会議(32人)は再稼働容認を表明しており、賛成請願の採択は確実。県議会として再稼働に「同意」する。
 県議会の判断を最重視する村井嘉浩知事は11月9日に予定する市町村長会議のほか、立地2市町長との三者協議などを踏まえ、再稼働の前提となる「地元同意」に踏み切る。
 賛成請願は、公明党県議団(4人)や再稼働を推進する21世紀クラブ(1人)も支持する方針。立憲民主党議員らでつくる第2会派みやぎ県民の声(10人)、共産党県議団(5人)は反対する。自民会派など一部議員には、採決時の棄権を模索する動きもある。
 今月13日の環境福祉委員会は、女川町商工会が出した再稼働を求める請願を賛成多数で採択。県内の市民団体が提出した再稼働反対の請願は、賛成少数で不採択とした。
 環境福祉委の審査方法については、県民の声などが請願者の意見陳述、有識者らの参考人招致を要求。自民会派などは「議論は十分尽くした」として認めず、審議は10分弱で終了した。
 今定例会は、開会翌日の9月24日に国の担当者を招いた議員全員協議会を開催。代表質問や一般質問では、東日本大震災で被災した原発の安全性に加え、重大事故時の広域避難計画の実効性を疑問視する指摘が相次いだ。


2020年10月22日木曜日


先頭に戻る