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仙台・福田町駅を200メートル西に移設 JR東が方針、新駅舎はバリアフリーに

 JR東日本は22日、仙石線福田町駅(仙台市宮城野区)を約200メートル西側に移設し、バリアフリー化する方針を明らかにした。移設時期は未定。同日、仙台市と合同で住民説明会を開き、バリアフリー化を要望してきた住民組織のメンバーらに説明した。
 JR東によると、移設先は宮城野運輸区と車両基地がある線路北側の同社所有地。新駅舎の規模や整備スケジュールは未定だが、ホームにエレベーターを設置するなどして車いす利用者や高齢者、妊婦が階段を使わず、電車に乗り降りできるようにする。
 市は移設に合わせ、線路をまたいで南北に行き来できる自由通路を整備する方針。本年度一般会計当初予算には4800万円の経費を計上しており、新駅舎への接続道路や車の乗降場、駐輪場が必要か調査する。
 1987年改築の現駅舎はホームが狭く、線路に沿ってカーブしており、エレベーター設置が困難だった。近隣住民は2015年、「みんなにやさしい福田町駅をつくろう会」を設立。17年には約9000人分の署名を集め、バリアフリー化を要望してきた。
 JR東と市は19年1月、駅舎移設を視野に入れた検討に着手。今年2月、移設を基本に協議することで合意した。
 住民組織の野口健三会長(77)は「英断に感謝したい。計画が早期に実現するよう協力したい」と歓迎した。


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2020年10月23日金曜日


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