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東北学院中・高、少子化で共学へ 「自然な流れ」制服廃止も

 学校法人東北学院(仙台市青葉区)は24日、市内で記者会見を開き、東北学院中・高(宮城野区)の2022年4月からの共学化を含む学校改革について説明した。少子化で生徒の確保が厳しさを増す中、宮城県内唯一の男子校が女子生徒の受け入れに踏み切った。
 同校であった会見には法人の原田善教理事長と、中・高の阿部恒幸校長が出席した。原田理事長はここ数年、中学、高校ともに定員割れが続く状況に触れ、「唯一の男子校としての伝統の枠にとらわれず、学校の在り方を議論してきた。共学化は不可欠との結論だった」と述べた。
 阿部校長は「多様性を尊重するための第一歩で、本校が男子限定である理由はない。男子生徒の能力を伸ばすためにも必要で自然な流れだ」と強調した。
 共学化は22日の理事会で決定。学校は23日に生徒に説明し、24日には保護者会を開いた。入試で男女別の定員は設けない方針。
 来春の新入生から制服を廃止する方針も明らかにした。在校生は制服か私服のいずれかを選択できる。
 県内の私立高で男女別学は宮城学院、聖ドミニコ学院(青葉区)仙台白百合学園(泉区)の各女子校。県立高は2010年度までに全て共学校に移行した。


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2020年10月25日日曜日


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