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福島第1処理水 エネ庁幹部が若者にオンライン講座

モニター越しに各地の若者らに処理水の説明をする奥田氏=福島市のアースウォーカーズ事務所

 東京電力福島第1原発の放射性物質トリチウムを含む処理水を巡り、資源エネルギー庁幹部が25日、若者向けオンライン講座に出演した。福島市のNPO法人「アースウォーカーズ」が主催し、全国の高校生ら約30人が自宅などで聴いた。
 奥田修司原発事故収束対応室長が講師となり、タンク保管の現状やトリチウムの科学的性質を説明。浄化後に仮に1年間で全て環境に放出しても、人体への影響は自然に浴びる放射線の0.1%以下だとする試算を紹介した。
 奥田氏は「先送りできない問題。政府として決断しないといけない」と強調し、「漁業者は9年半必死に努力し、復興に取り組んできた。風評被害に対する心配を受け止め、対応を考えていく」と語った。
 若者からは「地元の意見がどう反映されているかが実感できない」「数字を含むデータを知ると納得できる部分がかなり多かった」などの意見が出た。奥田氏の出演は約2カ月前に打診していた。


2020年10月26日月曜日


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