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仙台・自動車専門学校クラスター 学生寮で感染拡大か

 仙台市青葉区の花壇自動車大学校で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)は、26日時点で外国人留学生と職員の計53人に上り、県内最大規模となった。感染が判明した留学生のうち23人は市内の学生寮で生活する。相部屋で飲食を共にする機会もあり、学校関係者は「寮で感染が広がった可能性もある」と指摘する。

 市と学校によると、学生寮には77人の留学生が入居する。26日時点でこのうち23人の陽性が確認され、感染判明の留学生の半数近くを占めた。学生寮は2人ずつの相部屋で、1階の共用キッチンで自炊し、ラウンジで一緒に飲食することもあった。感染対策は不明だが、接触機会は多かった。
 大学校の留学生は計334人。ネパールやスリランカ、ベトナム、バングラデシュなどの出身者が多い。日本人生徒とクラスは別々で、留学生だけで11クラスある。このうち2クラスで感染者が相次いでいる。
 校内ではマスクの着用や教室の換気を徹底。出欠を取る際は体調も確認した。校舎の正面玄関と事務室入り口、学生寮の入り口の3カ所には、体温を測るサーマルカメラを設置したが、他にも出入り口があった。
 阿部博事務長は「関係者に多大な迷惑を掛けて申し訳ない。保健所の指導を仰ぎ、感染拡大の防止に全力で取り組む」と話した。


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2020年10月27日火曜日


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