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漁師の仕事・暮らし体感 気仙沼市が「学校」初開催

地元の漁師からロープの結び方を教わる参加者=10日、気仙沼市唐桑町の小鯖漁港(フィッシャーマン・ジャパン提供)
棒を使いタコ籠を引き寄せる大政さん(手前)=10日、気仙沼市唐桑町(フィッシャーマン・ジャパン提供)

 沿岸漁業の担い手確保に力を入れる宮城県気仙沼市は、漁師の仕事や生活を体験する漁師学校を唐桑地区で初めて開催した。
 千葉、埼玉両県から20代と40代の男女計3人が参加。地元の漁師の指導を受け、タコ漁の籠の引き揚げや漁網などを結ぶロープワーク、魚をもりで突く「突きん棒漁」などに挑戦した。
 漁船見学やカキの殻むき体験もあった。夜は水揚げしたタコを使ったたこ飯や酢の物などを味わいながら、漁師との会話を楽しみ、仕事や生活のイメージを膨らませた。
 10、11日の漁師学校を終え、埼玉県志木市の大政雄太さん(26)は「漁師の仕事の難しさを肌で感じ、意欲が高まった。海の環境が変わる中、漁業の力になりたいと改めて思った」と話した。
 漁師学校は市が提携する一般社団法人「フィッシャーマン・ジャパン」(FJ、石巻市)が運営を担い、市内で漁師向けの食堂などを営む一般社団法人「歓迎プロデュース」が地元漁業者との調整などで協力した。
 27日には、市内の漁業関係者を対象に後継者育成をテーマにした勉強会を実施した。養殖漁業を体験する2回目の漁師学校も今後、開催する予定。


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2020年10月27日火曜日


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