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泉パークタウンをエコタウンに EVの地域交通、乗降場所増やして実証へ

太陽光パネル(手前)で発電した電気を使う新導入の超小型EV車(右)とEV車が並ぶ充電ステーション=仙台市泉区寺岡4丁目

 仙台市泉区寺岡の住宅団地泉パークタウンで11月2日、電気自動車(EV)を使ったオンデマンド方式による地域型交通「いずみにくる」の実証運行の第2弾が始まる。自立型エコタウンを掲げて地域内の充電ステーションを拡充。乗降場所を増やして住民の利便性を高めた。
 実証運行はパークタウンの開発を手掛ける三菱地所(東京)など7社と市でつくる協議会が実施。拠点となる寺岡4丁目の充電ステーションに太陽光パネルを増設し、発電量を3倍にした上で蓄電池を追加する。1人乗りの超小型EVを導入し、将来のカーシェアに向けて当面は協議会メンバーの従業員が利用する。
 第1弾は1〜2月の平日35日間に実施し、1日の平均利用者は約5.5人だった。55歳以上が6割を占め、病院や図書館への移動が多かった。登録者は約100人にとどまり、事業化へ向けて利用者を増やす取り組みが課題に挙がった。
 乗降場所は、路線バスの停留所近くや医療機関、郵便局など5カ所を加え、計75カ所に設定。専用アプリや電話での予約期限を前日から当日の1時間前とし、急用にも対応する。祝日も利用できる。
 第2弾は12月9日まで。三菱地所の担当者は「地域の高齢化社会を見据え、モビリティーマネジメントを推進させたい。公共交通とも連携し、地域の自立を図る」と話した。


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2020年10月28日水曜日


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