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舘山浄水場の取水停止 事故で油が川に流出 気仙沼市が節水呼び掛け

松川の川底などに付着した油を浮かせ除去する作業員=27日午前11時50分ごろ、気仙沼市松川

 宮城県気仙沼市は、市内の約1万8600戸の水を賄う舘山浄水場の取水を停止し、新月浄水場からの供給に切り替えている。23日に近くの国道で起きた事故により、車両から漏れた油が川に流れ込んだため。
 事故は23日午前8時ごろ、同市大岩井山の安波トンネルで大型トラックとトラックが衝突。破損した車両から漏れた燃料が、トンネルの側溝を通じ付近を流れる松川に流入し、合流する大川にも達した。
 23日午後7時40分ごろ、市は大川から取水する舘山浄水場を稼働停止。より上流で取水する新月浄水場からの供給に切り替えた。
 市によると燃料は軽油とみられ、量は最大250リットル。東北地方整備局仙台河川国道事務所や県が、松川・大川の油の除去や洗浄を行っているが、舘山浄水場の再開の見通しは立っていない。
 水の使用量が増えると新月浄水場の供給能力を超える可能性があり、市は節水を呼び掛けている。


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2020年10月28日水曜日


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