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宮城県美術館 現地改修と移転の両案分析 「委託は税金の無駄遣い」 仙台オンブズ

宮城県美術館

 仙台市青葉区の宮城県美術館を宮城野区に移転新築する県の構想を巡り、現地改修と移転の両案を分析する日本総研(東京)への業務委託について、約3600万円の支出差し止めを求めた住民監査請求で、請求人の仙台市民オンブズマンは27日、県監査委員への意見陳述で、委託の内容自体が不適切だとして「支出は税金の無駄遣いだ」と主張した。
 オンブズは、県がまとめた基本方針を基に「移転でよいかを県議会に諮り、方向性を決めて次の段階に進むのが合理的」と指摘。方針のない状況での委託は混乱を招き、必要がないと訴えた。
 現地改修を定める基本方針については、策定の前提条件が移転案と異なり、両案の比較が不合理だと言及。移転案も「現段階で具体的なプランはなく、現地改修との比較検討はできない」との見解を示した。
 オンブズは1日に監査請求し、県監査委員は9日の委員協議で受理することを決めた。請求翌日から60日の11月30日までに、監査結果を出す。


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2020年10月28日水曜日


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