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74歳差の文通に「いいね」40万超え きっかけは新聞の配達ミス 宮城・栗原

手紙をやりとりするきっかけになった新聞の投稿文

 高齢の女性と新聞少年の、配達ミスをきっかけに始まった手紙のやりとりが、会員制交流サイト(SNS)上で話題になっている。
 13日朝、宮城県栗原市の三浦美智子さん(91)宅に、購読している新聞ではなく、他紙が届いた。
 「配達人は高校生のようだし、再配達で学校に遅れたらかわいそう」。三浦さんは販売店には連絡せず、新聞に目を通した。
 紙面には、地元出身の脚本家宮藤官九郎さんの母親の投稿文があった。帰省できない孫たちに、アンケート同封の手紙を送ったことなどを書いた内容だった。
 「癒やされた」という三浦さんは翌朝、新聞少年に、ラッキーな体験ができたことへの感謝をつづった手紙を図書券同封で渡した。
 少年は市内の高校2年生(17)。数社の新聞を約70軒に配る。「他紙が読めました。ありがとう」との手紙に驚き、「朝から感動した」とツイッターに投稿。「いいね」は瞬く間に40万を超えた。
 後日、少年はハンカチを同封したおわびとお礼の手紙を、いつもの新聞と一緒に配達した。「今度は肉まん付きの手紙をもらいました」。74歳差の文通はまだ続いている。(若柳支局・古関一雄)


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2020年10月29日木曜日


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