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女川町長が東北電社長と面会、安全対策説明受ける

樋口社長(右から2人目)から説明を受ける須田町長

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働を巡り、須田善明女川町長は29日、東北電の樋口康二郎社長と面会し、「地元同意」の判断基準の一つとしていた東北電の安全対策などへの姿勢について説明を受けた。須田町長は終了後、再稼働の是非について「説明の内容を改めて確認し、総合的に判断する」と述べるにとどめた。
 須田町長はこれまで判断材料に(1)原発の安全性(2)町議会の意思(3)防災対策(4)東北電の事業姿勢−の四つを挙げていた。樋口社長からの説明を踏まえ、重大事故時の広域避難計画の実効性向上に関する県の姿勢を問う考えを改めて示し、「何らかの形で村井嘉浩知事に確認したい」と述べた。
 樋口社長は会社側の考えを記した文書を須田町長に手渡し「地域とのコミュニケーションを図る」と説明。協力企業と一体となった人材教育、技術力向上の取り組みにも触れ「東京電力福島第1原発事故の教訓を生かし、新たに生まれ変わる決意だ」と述べた。
 須田町長は「地域との関わりがあって信頼の基盤が築かれる」と強調した。
 須田町長が再稼働の是非の判断に当たり、東北電側の考えを示すよう9月に申し入れていた。


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2020年10月30日金曜日


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