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指定廃、予定の半分搬入 富岡・処分場環境省が実績報告

処分場を視察する環境省職員と委員会メンバー

 東京電力福島第1原発事故で生じた福島県内の指定廃棄物などを埋め立てる最終処分場の運営を監視する環境安全委員会が29日、処分場が立地する同県富岡町であり、運営する環境省が受け入れ予定廃棄物の半分程度が既に搬入されたとする実績を報告した。
 有識者や行政関係者、地域住民十数人が出席。現場を視察した後、同省の担当者から埋め立て状況や周辺の空間放射線量などの説明を受けた。
 処分場への廃棄物搬入は予定する30万袋(1袋1.5〜2トン)に対し、28日までの実績が約14万8500袋に上った。環境省の担当者は「生活ごみを除いて6年で埋め立てを終える事業。開始から3年で半分近くになり、搬入はおおむね順調だ」と述べた。
 河津賢澄委員長(福島大客員教授)は取材に「安全面ではしっかり運営されていると感じた。この委員会を地元とのコミュニケーションをもっと深める場にしたい」と語った。
 処分場では、放射性物質濃度が1キログラム当たり8000ベクレル超10万ベクレル以下の県内の指定廃棄物などを受け入れている。


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2020年10月30日金曜日


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