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女川原発再稼働巡り9日に市町村長会議開催 村井知事「地元同意」最終判断へ

東北電力女川原発の全景

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働を巡り、県は30日、県内全首長の意見を聞く市町村長会議を11月9日に仙台市内で開く方針を決めた。会議で容認の意思が示された場合、村井嘉浩知事は11月中にも須田善明女川町長、亀山紘石巻市長と協議し、再稼働の前提となる「地元同意」について最終判断する。
 村井知事が最重要と位置付けた県議会は今月22日、再稼働の賛成請願を採択。知事は「県内全35市町村長の考えを尊重する」と明言しており、市町村長会議の結論が自らの決断を後押しする形となる。
 村井知事は26日の定例記者会見で「1人でも再稼働に反対したら(地元同意を)できないものではない。総意がどこにあるかを見定めたい」と説明。賛否の人数ではなく、議論の大勢を見極める構えだが、会議は1時間半の予定で、十分に討議できるか不透明だ。
 女川町、石巻市の両議会は9月、地元団体の賛成陳情を採択。須田町長、亀山市長は態度を明確にしていないが、ともに議会の意思を重視する姿勢を見せる。
 原発30キロ圏にある他の5市町は11月2日に首長懇談会を登米市で開き、東北電との安全協定に基づき、県を通じて意見を述べるかどうか検討する。


2020年10月31日土曜日


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