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東北コメ作況「やや良」 コロナで在庫増懸念も

 東北農政局は30日、東北6県の2020年産水稲の作柄概況(10月15日現在)を発表した。東北の作況指数は前回調査(9月15日現在)より1ポイント上昇し、104の「やや良」。この時期の「やや良」は2年連続。刈り取りはほぼ終了した。
 新型コロナウイルスの影響で外食需要が冷え込み、在庫増加に伴う米価下落が懸念される。農政局の担当者は「需給緩和を解消できる水準ではない。主食用からの転換を強化する必要がある」と話す。
 県別、地域別の作況指数は図の通り。青森は前回より1ポイント上昇し、105に上方修正された。青森、津軽両地域が天候に恵まれ、登熟(もみの実入り)が順調に進んだ。岩手、宮城、秋田、山形、福島5県は前回調査と同じだった。
 6県の総作付面積は前年比500ヘクタール減の38万1500ヘクタールで、うち主食用は2600ヘクタール減の34万2000ヘクタール。予想収穫量は前年同期比3000トン減の223万6000トンで、うち主食用は1万5000トン減の200万トン。
 県別の予想収穫量は青森28万3900トン、岩手27万8700トン、宮城37万7000トン、秋田52万7400トン、山形40万2400トン、福島36万7000トン。
 10アール当たり予想収量は、青森が628キロ(前年同期比1キロ増)と2年連続で全国トップ。山形622キロ(5キロ減)、秋田602キロ(2キロ増)、福島562キロ(2キロ増)、岩手553キロ(1キロ減)、宮城552キロ(1キロ増)と続いた。


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2020年10月31日土曜日


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