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石巻・バイオマス発電所、計画中止と撤回を事業者に訴え

発電所建設への反対が相次いだ住民説明会

 宮城県石巻市須江地区に建設予定の液体バイオマス発電所を巡り、事業者の再生可能エネルギー発電「G−Bioイニシアティブ」(東京)の住民説明会が31日、市内の遊楽館であった。会場からは大気汚染や騒音、燃料を運ぶ大型車両の通行への懸念が相次いだ。
 約100人が出席。地元住民らでつくる「環境を守る住民の会」は、予定地周辺に住宅地が広がり、近くに小学校や保育所があると指摘。佐々木寿朗代表は発電事業に伴って生活環境の悪化が懸念されるとして「計画の中止と撤回を求める」と訴えた。
 会社側は、約280億円の発電所建設がもたらす経済効果や地元の雇用創出といったメリットを強調。「(住民の)理解が得られるまで何度も説明したい」と応じた。
 出席した住民からは「なぜ須江地区に建設することになったのか」「説明不足の資料を配られても事業計画の検証ができない」などの意見が出た。
 発電所は出力10万2750キロワットで2022年2月着工、25年8月稼働を見込む。


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2020年11月01日日曜日


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