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「津波防災の日」を前に宮古で津波避難訓練 陸閘9基の自動閉鎖確認

鍬ケ崎陸閘の自動閉鎖システムを確認した=1日午前6時15分ごろ、宮古市臨港通

 東日本大震災をきっかけに制定された5日の「津波防災の日」を前に1日、岩手県宮古市で津波避難訓練があり、市民や消防団関係者ら742人が参加した。
 震度6弱の地震で大津波警報が発令されたとの想定で実施。市内全域に緊急地震速報と防災行政無線のサイレンが流れると、住民は経路を確認しながら最寄りの避難所に向かった。
 海面から10.4メートルの高さがある防潮堤が整備された鍬ケ崎地区では、9月末に運用を始めた陸閘(りっこう)9基の自動閉鎖システムを確認。市役所からの遠隔操作により3分前後で全て閉鎖した。
 高台の神社に避難した鍬ケ崎地区の主婦金沢達子さん(77)は「ハード面の整備は進んだが、命を守るため、高い場所に逃げる意識を忘れないようにしたい」と話した。
 訓練は震災発生から9年となった3月11日の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期されていた。


2020年11月02日月曜日


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