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飯舘村民インタビュー映像、仙台で29日上映会 避難と帰郷を記録

「飯舘村に帰る」の一場面

 東京電力福島第1原発事故で全村避難となった福島県飯舘村の住民らの姿を追ったドキュメンタリー映像「飯舘村に帰る」(2019年)のバリアフリー上映会が29日、仙台市青葉区のせんだいメディアテーク7階スタジオシアターで開かれる。
 避難先だった同県国見町の仮設住宅で暮らしていた被災者の様子や、全村避難が2年前に解除され、帰郷して新たな生活を送る人々にインタビューした内容を55分にまとめた作品。19年山形国際ドキュメンタリー映画祭や今年9月の福島映画祭でも上映された。
 東日本大震災の記録、発信を目的にメディアテークが運営する市民協働組織「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)が制作。音声解説と日本語字幕は、メディアテークの養成講座を修了したボランティアが手掛けた。
 当初6月開催予定だったが、新型コロナウイルス流行で延期に。当日は、音声解説、聴覚障害者向け日本語字幕、託児サービスを用意する。バリアフリー上映は2001年から、商業映画の上映に限り行っているが、市民制作作品としては今回が初めて。
 上映開始は午前10時半と午後3時。午前の回終了後、制作者や音声解説、日本語字幕に携わったスタッフらが、ボランティア活動の意義や魅力について語る。
 入場無料で事前申込制。各回定員45人。午前の回は定員に達した。連絡先はせんだいメディアテーク企画・活動支援室022(713)4483。


2020年11月02日月曜日


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