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女川再稼働、意見聴取は1回の可能性 9日に宮城県内市町村長会議

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、宮城県石巻市)の再稼働を巡り、村井嘉浩宮城県知事は2日の定例記者会見で、県内全35市町村長の意見を聞く市町村長会議を9日に仙台市内で開くと発表した。「異論がなければ市町村長の意思としたい」と述べ、1回限りで終了する可能性を示唆した。
 再稼働の前提となる「地元同意」の判断に当たり、村井知事は「全市町村長の考えを重視する」と公言しているが、会議は1時間の予定。同意手続きの流れを説明し、意見を求める。
 村井知事は「手を挙げる市町村長がいなくなるまで話を聞きたい」と、議論を打ち切らない考えも示した。何をもって意見集約とするかは「決まったルールがあるわけではない。雰囲気を見て判断する。どこに総意があるのか探りたい」と述べるにとどめた。
 大阪市を廃止し、4特別区に再編する「大阪都構想」が1日の住民投票で否決されたことに関連し、村井知事は再稼働の賛否を問う県民投票の実施は「ない」と明言した。
 県議会が住民投票条例案を2度否決し、再稼働の賛成請願を採択した経緯に触れ、「ルールに従って(議会が)判断した。それがまさに民意だ」と指摘した。


2020年11月03日火曜日


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