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タクシー初乗り、金・土は無料 配車アプリDiDi、宮城などでキャンペーン

配車アプリのスマホ画面。周辺のタクシーが表示される

 タクシーの配車を依頼できるスマートフォン向けアプリ「DiDi(ディディ)」を展開するDiDiモビリティジャパン(東京)は、宮城など14都道府県の提供エリアで乗客からのアプリ利用料の徴収を廃止し、金土曜の初乗り無料キャンペーンを始めた。新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだタクシー需要の回復を狙う。
 アプリ利用料は新型コロナの影響で売り上げが落ちたタクシー業者に代わり、アプリを使う乗客が支払う仕組みで、7月に導入。宮城は当初260円で、直近は80円に値下げされた。
 同社は政府のコロナ対策と経済活動の両立方針などでタクシーの稼働が増えたため、アプリ利用料を乗客から事業者の負担に戻す方針を決定。街中に人が戻りつつある中、買い物や観光で利用率が高い金土曜の初乗りを無料にすることで、さらなる移動を促す。
 キャンペーンは今月末まで実施。利用する際は、各エリアごとに割り振られたクーポンの文字をアプリに入力し、乗車料金の支払い方法にDiDiと連携した電子決済アプリ「ペイペイ」を選ぶ必要がある。
 同社広報の関口良幸さん(45)は「コロナ禍の中で経済を上向かせるため、初乗り無料を決断した。日常生活や観光の際の移動に活用してほしい」と話す。
 DiDiは宮城で六つのタクシー会社・グループと提携し、仙台市と宮城郡(松島町、七ケ浜町、利府町)で配車依頼サービスを提供している。
 松島公園タクシー(松島町)の阿部琢磨専務(31)は「ペイペイでお金の受け渡しがなくなり、より安全に乗ってもらえる。初乗り無料と併せ、タクシーを使うのをためらっていた人が利用するきっかけになればありがたい」と期待する。


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2020年11月03日火曜日


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