福島のニュース

特撮の資料一堂に 「神様」円谷監督の出身地須賀川にアーカイブセンター開館

初代ウルトラマンなどが並ぶ収蔵庫

 「ウルトラマン」の生みの親で「特撮の神様」と呼ばれた故円谷英二監督の出身地の福島県須賀川市に3日、「須賀川特撮アーカイブセンター」が開館し、多くのファンが訪れた。
 施設は鉄筋コンクリート2階、延べ床面積約1130平方メートル。円谷監督が礎を築いた特撮技術や作品に関する資料を収集・保存・修復するほか、調査研究を手掛ける施設として市が整備を進めてきた。
 収蔵庫には、円谷監督最後の長編作品「日本海大海戦」(1969年)の撮影で使用された戦艦三笠のミニチュアなど約1000点が収められている。特撮に関する学術書や雑誌を集めた図書室、「雲の神様」と呼ばれた島倉二千六(ふちむ)氏が描いた特撮撮影用背景画が展示されたホールもある。
 現地で開館式があり、NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構理事長で映画「シン・ゴジラ」の庵野秀明監督が「失われつつあった特撮の資料が収蔵され、本当に感無量。将来的には須賀川にスタジオが建ち、ここにあるミニチュアを活用して撮影できるといい」と祝辞を述べた。
 開館は午前9時〜午後5時、火曜休館。入館無料。


関連ページ: 福島 社会

2020年11月04日水曜日


先頭に戻る