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石巻の鶏肉加工場を涌谷に移設 ウェルファムフーズ、24年操業目指す

宮城県涌谷町に整備する工場の完成イメージ図

 鶏肉製造加工のウェルファムフーズ(東京都)は、宮城県石巻市にある宮城事業所の老朽化に伴い、同県涌谷町に移転して鶏肉加工の新工場を建設する。年間生産量は、現在より200万羽増の1000万羽を目指す。2021年11月に着工し、24年に操業する予定。
 計画では、同町尾切地区の約6万8000平方メートルの敷地に、鉄筋2階で床面積約1万5000平方メートルの事務所兼工場を新設する。敷地面積は現在の4倍以上で、総工費は約95億円。食品安全管理の国際規格FSSC22000の取得を計画する。
 鶏肉の切り身やスライスの加工品を製造し、県内や首都圏に出荷する。従業員430人のうち、同町を中心に地元から100人の雇用を見込む。
 4日に涌谷公民館で立地協定締結式があり、遠藤釈雄町長は「雇用創出や町の活性化につながることを期待したい」と述べた。ウェルファムフーズの観音堂靖社長は「首都圏に近い宮城県は、新鮮な加工品を届けるのに大事な地域。地元の雇用などに力を入れたい」と話した。
 同社は1975年に設立。宮城、岡山、鹿児島の3県に事業所を持つ。涌谷町とは、飼育に町内産の飼料米を使うなどでつながりがある。


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2020年11月05日木曜日


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