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「海猿」目指し難関挑む 宮城・利府で潜水士選考会

水中での1分30秒間の呼吸停止に挑戦する海上保安官たち

 第2管区海上保安本部(宮城県塩釜市)は4日、宮城県利府町の県総合運動公園総合プールで、来年度に養成する潜水士の候補者選考会を実施した。東北6県の海上保安部から22〜26歳の若手海上保安官9人が参加し、合格者2、3人の狭き門に挑戦した。
 選考会では水の中での1分30秒の呼吸停止、300メートルクロール、5メートルの垂直素潜りなど6項目で、持久力や泳ぐ速さを測定した。
 海上保安庁潜水士は水難事故などの際、空気ボンベを身に着けて人命救助に当たるスペシャリスト。2管本部管内の全職員862人のうち、潜水業務に従事しているのは16人だ。
 今回で5回目の参加となった福島海上保安部勤務の宮下凌さん(26)は「休日や仕事終わりにトレーニングを重ねてきた。誰からも信頼される潜水士になりたい」と意気込みを語った。
 別日に選考を受けた海上保安官2人と合わせ、計11人の中から3月に候補者が選ばれる。候補者は来年度、海上保安大学校(広島県呉市)で約60日間の研修を受け、潜水士になる。


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2020年11月05日木曜日


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