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ツブ貝「ヒメエゾボラ」激レアな左巻き発見 突然変異か 南三陸

志津川湾で見つかった左巻きのヒメエゾボラ(左)。右は右巻きの個体

 宮城県南三陸町の志津川湾で、左巻きの「ヒメエゾボラ」が見つかった。ツブ貝の一種で、通常は殻の頂点から右巻きに成長する。研究者によると、左巻きのヒメエゾボラは極めて珍しいという。
 左巻きの貝を見つけたのは、同町志津川の民宿「下道荘」の若旦那菅原由輝さん(40)。漁師でもある菅原さんが2日に湾内でタコ漁をした際、仕掛けの籠に入っていた。調理している時に巻き方の違いに気付き、4日に町自然環境活用センターに届けた。
 ヒメエゾボラの殻長は約8.5センチ。センターが岡山大農学部の福田宏准教授(貝類分類学)に写真を送り、確認してもらった。福田准教授は「本来は右巻きしかいない種。左巻きはごくまれに見つかるが、要因は解明されていない。突然変異としか言いようがない」と話す。
 貝はセンターで標本にされる予定。研究員の阿部拓三さん(46)は「珍しい発見を報告してもらい、感謝している。殻と軟体部の標本を作り、DNAも採取したい」と話した。


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2020年11月05日木曜日


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