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平民宰相の遺徳しのぶ 原敬百回忌、盛岡で追悼会

追悼会で原の遺影に手を合わせる参列者

 盛岡市出身の「平民宰相」原敬(1856〜1921年)の百回忌を迎えた4日、市内にある菩提(ぼだい)寺の大慈寺で「原敬忌追悼会(え)」があった。関係者55人が参列し、遺影に手を合わせて功績をしのんだ。
 百回忌の記念事業実行委員会が主催。委員長の谷藤裕明盛岡市長は「歴代の首相で、追悼会が出身地で途切れずに行われているのは原先生だけ。偉業を末永く後世に伝えたい」と述べた。
 今年は例年よりも多い300人以上が参加する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため縮小して開催した。参列者にそばを振る舞う恒例の「そば供養」も中止した。
 京都市から訪れたひ孫の岩谷千寿子さん(68)は「コロナ禍でも追悼会ができたことに感謝している。来年は盛岡市民の皆さんと一緒に、百一回忌を盛大に実施したい」と話した。
 実行委は今年、他にも記念事業を企画したが、全国から約1000人を招く「記念の集い」など6事業は来年への延期を決めた。


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2020年11月05日木曜日


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