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<いぎなり仙台>うめー!町中華 来宝店(宮城県松島町) カツカレー中華 魚介スープであっさり

カレーと合わせたトンカツと中華そばを同時に味わえる「カツカレー中華」
小沢さん自身が設計や内装を手掛けた「来宝店」

 1度で2度おいしい欲張りなメニューがある。しょう油味の中華そばにカレールーをかけ、トンカツを乗せた「カツカレー中華」(1000円)。想像した重厚感を覆すあっさり味で、箸が進む。
 「揚げたてサクサクのカツの衣に、スープが染み込んでしっとりに変わるのがいい」と、宮城県松島町の「来宝店」店主の小沢慶一郎さん(52)が笑う。当初は裏メニューで常連客だけに出していたが、いつしか看板メニューになった。
 味の基本は、煮干しや昆布、帆立など魚介類を豊富に使ったスープ。「あっさり、シンプルが1番うまい」という信念を、試行錯誤の上に体現した。カレーもこのスープで作るという。
 店は、一緒に切り盛りする母のより子さん(79)が1975年に開いた。東日本大震災で被災したが、2014年に再建。高校卒業後、母の後を継いで自己流で極めた味は、地元の子どもたちにも人気だ。夕方になれば、450円の中華そばを目当てに、学校や部活帰りの中高生が集まってくる。
(越中谷郁子)

[来宝店]宮城県松島町磯崎長田80の148。JR仙石線高城町駅から徒歩10分。塩味の五目ラーメン(800円)やみそラーメン(750円)も人気。営業時間は午前11時〜午後8時。月曜定休。022(354)2387。


2020年11月06日金曜日


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