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「謎解きゲームで防災学んで」 宮城・丸森出身の東北芸工大生が地元で展示会

展示会で来場者にゲームを紹介する照井さん

 宮城県丸森町出身の東北芸術工科大(山形市)コミュニティデザイン学科4年照井麻美さん(22)が、昨年10月の台風19号豪雨で古里が被災したのをきっかけに、防災への理解を深める謎解きゲームを制作した。町内の農産物直売所で3〜6日に展示会を開き、備えの大切さを呼び掛けた。
 ゲームでは言葉や数字、記号を組み合わせたパズルを3問出題。それぞれで正解の数字を導き出せば、小箱の錠を開けることができる。箱の中には町内の被災状況や避難所の課題などを記したカードがある。
 照井さんは「家族で楽しみながら防災への関心を高めてもらいたい」と考え、卒業制作として謎解きゲームを作った。町ゆかりの「猫神様」をあしらったキャラクターを登場させ、神木の大イチョウから防災減災を学ぶ設定にした。
 「暮らしの中にある防災のヒント」をテーマにしたパネルも展示。保存食作りが非常食の確保につながることなどを例に挙げた。イチョウの葉を模したカードが用意され、来場者は普段から取り組んでいる備えや今後のアイデアを記入。カードは会場に掲示された。
 照井さんは「ゲームの物語に入り込み、災害を改めて自分ごととして捉える機会にしてほしい」と話した。
 ゲームの展示会は22、23の両日、町舘矢間まちづくりセンターでも開く。


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2020年11月06日金曜日


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