岩手のニュース

陸前高田の伝承館で児童が避難訓練 津波防災の日で

震災津波伝承館の職員に誘導されて屋外へ避難する子どもたち

 「津波防災の日」の5日、岩手県陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園で津波注意報の発表を想定した避難訓練があった。東日本大震災の脅威を伝える公園内の震災津波伝承館を見学していた小学生も参加し、速やかな避難の重要性を学んだ。
 訓練は、宮城県沖を震源とするマグニチュード(M)6.5の地震が発生し、直後に津波注意報が出たとの想定で実施。強震を伝える放送が流れると、伝承館や隣接する道の駅高田松原の職員が見学者や来場者に身をかがめて頭を守るよう指示し、屋外へ誘導した。
 震災復興の学習のため伝承館を訪れた一関市川崎小5年の児童18人も訓練に加わった。白石琴さん(11)は「実際に地震が起きると思うように動けないかもしれない。訓練を大切にしたい」と話した。
 祈念公園では津波注意報などが発表された場合、高台にある気仙小へ歩いて避難するよう促す。伝承館の熊谷正則副館長は「震災の教訓として避難訓練の重要性を伝えている。自らも訓練を重ね、災害に対応できるようにしたい」と語った。


2020年11月06日金曜日


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