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岩手・雫石事故跡地「森のしずく公園」で慰霊施設荒らされる

何者かに荒らされた「森のしずく公園」の地蔵(財団「慰霊の森」提供)

 岩手県雫石町の上空で1971年に全日空機と自衛隊機が衝突して162人が犠牲になった雫石事故の墜落現場跡地「森のしずく公園」(旧慰霊の森)で、地蔵や記帳簿が荒らされる被害があった。公園を管理する一般財団法人「慰霊の森」は被害届を盛岡西署に出す方針。
 財団によると被害は4日朝に判明した。敷地内の地蔵6体が投げ捨てられたり、逆向きにされたりしていた。表面には泥が付着し、帽子や前掛けが外されているものもあった。
 訪問者のために設置されている記帳簿は裏表紙が破られて落書きされ、慰霊碑前に供えられた花も花瓶から抜き取られていた。管理人が最後に訪れた10月31日午前以降に荒らされたとみられる。
 公園は今年7月の事故五十回忌に合わせ、大規模改修を昨年終えていた。財団事務局を務める町総務課の徳田靖主査は「こんなにひどい被害は初めて。残念だし怒りを感じる。監視カメラを整備するなどの対策を今後考える」と語った。


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2020年11月06日金曜日


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