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開宿400年 富谷で街道会議 歴史活用 地域振興探る

宿場町の歴史を振り返り、次代の地域づくりを考えた交流会=富谷市の富谷中央公民館

 東北各地をつなぐ街道を切り口に地域振興を考える「とうほく街道会議」(会長・宮原育子宮城学院女子大教授)の第16回交流会が6日、宮城県富谷市で開幕した。奥州街道の宿場町富谷宿の開宿400年を記念し、市などの実行委員会が主催。息づく歴史を地域づくりに生かす方策を探った。
 東北大名誉教授の平川新氏が「奥州街道と富谷宿」と題して基調講演。江戸時代の富谷宿について、物資輸送に当たる伝馬(てんま)役の負担に人々が苦しんだことや、飲み屋や豆腐、荒物店などが軒を連ね、茶の産地として栄えた様子を紹介した。
 平川氏は「歴史と新しさが共存するのが富谷。歴史の香るニューシティーを目指してほしい」と述べた。
 パネル討論では、宮原会長を進行役に月建築設計室(富谷市)の高田洋文代表、グループ「風に揺らぐ紅花 六田(ろくた)宿」(東根市)の斎藤文四郎代表、福島県桑折町商工会の渋谷浩一会長が意見交換。歴史や風土を大切にしたまちづくりの可能性を話し合った。
 伊達家18代当主伊達泰宗氏の記念講演「伊達政宗公が描かれた未来への道」もあり、約180人が耳を傾けた。
 7日は富谷宿の探訪会を行う。


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2020年11月07日土曜日


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