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知らぬ間に119番? 秋田市で本年度9件誤発信

 住宅の固定電話から119番が誤発信され、消防隊が出動する事案が秋田市内で相次いでいる。本年度は6日までに9件発生。いずれも住民は電話しておらず、消防隊も対応に頭を悩ませる。市消防本部はNTT東日本と原因調査を進めている。
 「いたずらや間違い電話でない限り、119番を受けたら出動するのが鉄則。だが、通報していないのに自宅まで行ったら迷惑を掛けてしまう」。市消防本部の阿部憲悦指令課長は困惑する。
 9件は5〜10月に発生した。受信しても機械的な雑音が聞こえ、折り返しても応答がなかった。9件中3件は住民が不在で、残る6件は家に住民がいたが、いずれも「電話をした覚えはない」と答えたという。
 市消防本部指令センターの回線に現時点で異常は見つかっていない。誤発信は年に数回発生することがあるが、本年度続発する要因について、阿部課長は「古い電話で発生している可能性はあるが、詳しくは分からない」と首をかしげる。
 9件の大半がNTT回線を使用しており、市消防本部は9月上旬、NTT東日本秋田支店に原因調査と情報共有を求める依頼文を提出。支店の担当者は「NTTに起因しているかどうかも含め、消防と引き続き調査を進める」と語った。


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2020年11月07日土曜日


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