岩手のニュース

「北限のゆず」香りは上々 岩手・陸前高田で収穫作業始まる

高枝切りばさみを使って「北限のゆず」の収穫を楽しむ参加者

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市で7日、復興の象徴としてブランド化を目指している「北限のゆず」の収穫作業が始まった。今季は市内全体でほぼ前年並みの約4トンの収量を見込んでいる。
 初日は地元や盛岡、北上両市などから駆け付けたボランティア18人が参加。ユズを植えている個人の庭や畑を訪ね、直径5センチほどに育った黄色い実を収穫した。色合いや傷の有無を確かめながら選別した。
 毎年参加している盛岡市の県職員佐藤嘉彦さん(55)は「香りが強いのが陸前高田のユズの特徴。ゆずこしょうを手作りするとおいしい」と頬を緩めた。
 収穫作業は地元の農業団体などでつくる「北限のゆず研究会」の主催。11月末にかけ市内約50カ所で作業する。収穫した実は果汁や皮として販売し、ゆず酒やドレッシング、焼き菓子などに加工されるという。


関連ページ: 岩手 社会

2020年11月08日日曜日


先頭に戻る