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新型コロナで宮城県が「緊急警報」 11月の死者4人、高齢者の感染急増

 宮城県内で高齢者の新型コロナウイルス感染が急増する状況を受け、県は9日、独自の「緊急警報」を出し、感染予防の徹底を県民に改めて訴えた。
 県内の新型コロナの入院者は8日時点で69人と1週間で倍増し、60歳以上が7割を占めた。11月に入り、高齢者を含む4人が死亡した。70代の重症化率は30代の47倍、80代では71倍に跳ね上がるという。
 県は高齢者の予防策として(1)マスク着用、手洗いの徹底(2)リスクの高い場所の回避(3)ウイルスを持ち込まない家族間での声掛け(4)介護施設や遊興施設のガイドライン順守−を求めた。
 大崎市の高齢者施設では入浴介助の際、職員がマスクを着けずに従事。石巻市の遊興施設では、カラオケで使うマイクの消毒が不十分だったことが判明した。
 県は9日までに、介護施設やカラオケ店などに感染防止の徹底を通知した。村井嘉浩知事は同日の定例記者会見で「大切な家族を守るためにも、十分に注意してほしい」と述べた。
 県によると、直近1週間(2〜8日)の新規感染者数は123人で、2週連続で100人を超えた。県内では9月以降、クラスター(感染者集団)が16件発生した。


2020年11月10日火曜日


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