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仙台PS差し止め訴訟 控訴見送りを住民側が発表

 仙台市宮城野区の石炭火力発電所「仙台パワーステーション(PS)」の排出ガスにより健康被害が生じる恐れがあるとして、周辺住民ら124人が運転の差し止めを求めた訴訟で、住民側の弁護団は9日、控訴を見送ると発表した。
 住民側は、仙台地裁が請求を棄却した10月28日の判決について「汚染の実態が的確に評価されなかった点は極めて遺憾」としつつ、PS側の公害防止協定違反を認めた点を評価した。
 その上で「判決を早期に確定させ、行政にも働き掛けてPS側に情報公開と環境汚染の改善を迫る」との考えを示した。
 地裁判決は、PSから出る大気汚染物質による環境汚染について「特別に顕著と認められない」として、差し止めを認めなかった。PS側の地域への対応を巡り「環境情報の公表や発電所の公開を積極的に推し進めていない」と批判した。


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2020年11月10日火曜日


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