宮城のニュース

宮城県美術館に国宝を搬入 12日開幕の「奈良・中宮寺展」展示作業開始

菩薩半跏思惟像を設置する作業員=9日午前

 国宝「菩薩半跏思惟(ぼさつはんかしゆい)像」など、奈良県斑鳩町の中宮寺に伝わる美術品を紹介する「東日本大震災復興祈念 奈良・中宮寺の国宝展」(宮城県美術館、中宮寺、河北新報社、東北放送、日本経済新聞社主催)が12日に仙台市青葉区の宮城県美術館で開幕するのを前に、展示作業が9日始まった。
 菩薩半跏思惟像は、作業員10人がかりで梱包(こんぽう)を解き、フォークリフトで台座に設置。像と台の間に空気枕を挟み、ポンプで像を浮かせながら、慎重に位置を決め、光背(こうはい)を取り付けた。
 このほか、重要文化財「文殊菩薩立像」や横山大観の日本画「村童図」など展示物を次々と搬入した。作業は11日まで続く。
 美術館の土生和彦学芸員は「作業は予定通り進んでいる。菩薩半跏思惟像はスポットライトではなく、全体的に柔らかな光が当たるよう照明を工夫した」と話した。
 展覧会は来年1月12日まで。午前9時半〜午後5時。観覧料は一般1500円(前売り1300円)、学生1300円(1100円)、小中高校生750円(600円)。連絡先は美術館022(221)2111。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2020年11月10日火曜日


先頭に戻る