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女川原発再稼働きょう同意 宮城知事、立地2市町長と協議

東北電力女川原発2号機

 村井嘉浩宮城県知事は11日、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の前提となる「地元同意」を表明する。石巻市で須田善明女川町長、亀山紘石巻市長との3者協議に臨み、決断する。知事と立地2市町長は東北電との安全協定に基づき、原発施設の新増設に対する「事前協議」も了解する方針。
 村井知事は来週、梶山弘志経済産業相と会談。同意する考えを直接伝え、地元同意の手続きが終わる。
 事前協議への了解も、再稼働の実質的な条件。了解すれば、東北電は2号機で格納容器の破損を防ぐフィルター付きベント(排気)装置を運用するための追加工事などが可能になる。
 村井知事は、10月に賛成請願を採択した県議会の容認姿勢、知事と立地2市町長に判断を委ねるとした今月9日の市町村長会議での「総意」を重視。3者協議では、9月に再稼働を求める陳情を採択した女川町、石巻市の各議会の意思を尊重するとした須田町長、亀山市長の意向を最終確認する。
 女川2号機は2月、原子力規制委員会の審査に合格。東北電は安全対策工事が完成する2022年度以降の再稼働を目指す。
 東日本大震災で被災した原発としても、過酷事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型炉としても、再稼働に向けた地元同意は全国で初めて。


2020年11月11日水曜日


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