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地震が縁 姉妹都市に 栗原市と台湾・南投市が23日調印式

薬師まつりのパレードに参加した南投市の訪問団=2019年11月3日、栗原市築館

 岩手・宮城内陸地震の最大被災地の宮城県栗原市は、1999年の台湾大地震で被害を受けた南投市と姉妹都市提携を締結する。共に震災の教訓を生かしたまちづくりに取り組み育んだ交流を、さらに促進させるのが狙い。
 23日の栗原市合併15年記念式典に合わせてオンラインで両市を結び、調印式を行う。栗原市が海外の都市と姉妹提携するのは初めて。
 式典では、千葉健司市長と南投市の宗懐琳市長があらかじめ送付した提携書に署名する。両市は少年野球などのスポーツ、特産品販売などの産業交流をはじめ、幅広い分野での交流を計画する。
 千葉市長は「登米市や一関市、(岩手県)平泉町と連携してインバウンド拡大にもつなげたい。新型コロナが落ち着いたら、すぐに対応できるよう準備を進める」と話す。
 両市の交流は栗原市が2012年、南投市に呼び掛けて始まった。市長らの相互訪問や観光交流を経て、16年に国際友好交流協定を締結した。
 19年は、10月に栗原市志波姫中の卓球部が南投国民中を訪れスポーツ交流。11月には宗市長ら南投市の訪問団が栗原市を訪れ、薬師まつりのパレードに参加して親交を深めた。
 南投市は台湾の中央部に位置し、人口は約9万9000。台湾大地震で家屋の倒壊など大きな被害が出た。


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2020年11月11日水曜日


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