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修学旅行先転々、東京→弘前→秋田県内 横手・平鹿中生が舞妓の踊り堪能

お座敷であきた舞妓の踊りを鑑賞する生徒たち

 新型コロナウイルスの感染拡大で修学旅行先を変更した秋田県横手市平鹿中の3年生80人が10日、あきた舞妓(まいこ)の拠点施設「松下」(秋田市)を訪れ、華麗な演舞を鑑賞した。同施設で修学旅行生を受け入れるのは初めて。生徒たちは華やかな踊りに目を奪われていた。
 舞妓の緒叶羽(おとは)さんと佳乃藤(かのふじ)さんが舞を披露。民謡の秋田音頭に合わせ生徒たちは手拍子でリズムを取り、踊りが終わると大きな拍手を送った。抹茶や菓子の振る舞いや舞妓への質問コーナーもあった。
 平鹿中の修学旅行は当初、5月に東京周辺を2泊3日で巡る予定だったが、新型コロナの影響で7月に青森県弘前市に変更。10月中旬、同市の接待を伴う飲食店でクラスター(感染者集団)が発生したため、10月末に秋田県内に再変更した。
 3年生は1泊2日で男鹿市や秋田市を巡った。柴田美斗(みと)さん(14)は「舞妓さんを初めて見た。とてもかわいかった。秋田県の良さが分かる旅行になった」と笑顔で話した。
 佐々木悌嗣(ていじ)学年主任(57)は「日程変更の際には生徒たちも残念がったが、何とか安全に開催できた。急きょ受け入れてくれてありがたい」と感謝した。
 松下の運営会社「せん」(秋田市)によると、例年秋の時期は老人クラブなどの予約が多いが、今年は激減した。工藤実総支配人代行は「全国的に新型コロナでコース変更を余儀なくされた学校が多いと思う。若い世代に秋田の文化を知ってもらうきっかけになればうれしい」と語った。


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2020年11月11日水曜日


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