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阿武隈川下流、70万立方メートル河道掘削へ 24年度まで

丸森町舘矢間地区の河道掘削工事現場

 昨年10月の台風19号豪雨を受け、東北地方整備局が宮城県角田市、宮城県丸森町内の阿武隈川下流で、河道掘削工事を本格的に開始する。流れる水量を増やすことで、氾濫の危険性を減らす。工事は3カ所で行われ、2024年度までに土砂計約70万立方メートルの掘削を目指す。
 仙台河川国道事務所は「昨年の台風19号と同程度の豪雨でも川の水位を低下させ、市街地の被害防止につなげる」と説明する。
 9月に着工し、樹木の伐採などを進めてきた。年度内には3カ所で計8万立方メートルを掘削する予定。丸森町内で取り除いた土砂の一部は、宮城県柴田町下名生地区での堤防強化工事に活用する。
 同事務所は11日、角田市江尻、丸森町舘矢間地区の工事現場を報道機関に公開した。情報通信技術(ICT)を活用した重機を用い、作業の効率化を図る。
 掘削工事は、国と県、流域の市町が連携して取り組む阿武隈川緊急治水対策プロジェクトの一環。河道掘削や堤防強化などのハード整備と、地域の防災体制を充実化させるソフト対策を一体的に手掛ける。
 プロジェクトは「浸水被害の軽減」「逃げ遅れゼロ」「社会経済被害の最小化」を目標に、流域の市町などでつくる減災対策協議会が1月に定めた。


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2020年11月12日木曜日


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