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豚熱発生に備え 登米で殺処分家畜の埋却演習

消石灰をまいた溝をシートで覆う訓練に臨む作業員ら

 全国的に感染の広がりが懸念されている豚熱(CSF)などの家畜伝染病の発生に備え、宮城県建設業協会登米支部などは11日、殺処分した動物を埋却する演習を、登米市東和町米谷で行った。
 協会の登米、気仙沼、石巻の各支部に加盟する従業員や、県、登米市、農協など関係機関から計約140人が参加した。
 作業員は防護服を着用し、縦7.2メートル、横9.2メートル、深さ3メートルの大きさに掘削した溝に消石灰を投入。シートを敷き、殺処分した家畜に見立てた模型を重機で釣り入れ、再び消石灰を入れてシートで覆った。
 県建設業協会登米支部の猪股研支部長は「この地域では豚やニワトリ、牛が多数飼育されている。万一の発生に備え、国が定める72時間以内で埋却を完了できるよう日頃から訓練を重ねることが大切だ」と話した。
 演習は2017年3月に栗原市で鳥インフルエンザが発生したことを契機に、毎年1度行われ今回が4回目。会津若松市で今年9月、野生イノシシの豚熱感染が確認されたため、県は10月から県内の養豚場153カ所、約20万頭を対象にワクチン接種を行っている。


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2020年11月12日木曜日


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