宮城のニュース

タイムライン作成、避難行動を考える 多賀城高でむすび塾

風水害に備え、自分や家族の避難行動を考えた生徒たち

 河北新報社は11日、通算99回目の防災ワークショップ「むすび塾」を宮城県多賀城市の多賀城高で開いた。災害科学科の1年生8人が、風水害の危険が迫った際の自分や家族の避難行動について考えた。
 助言者として、豪雨災害への備えを時系列で決めておく行動予定表「タイムライン」の作成キットを発行している東京法令出版東北支社長で防災士の杉山克洋さん(50)が参加した。
 災害科学科は東日本大震災を伝承し、防災知識を備えた人材を育成するため、2016年4月に開設された。生徒たちは大震災や昨年10月の台風19号などの被災経験を報告し、教訓を共有した。
 大雨や洪水を想定したタイムラインの作成にも取り組んだ。家族構成や居住地域の特徴を踏まえた避難先や避難開始のタイミングのほか、「災害情報を入手できるようスマートフォンの充電を確認する」「避難する際に近所にも呼び掛ける」といった事前の行動を、一人一人が発表した。
 杉山さんは「風水害は気象情報が出てから、災害が発生するまで一定の時間がある。避難先や避難行動をどうするか、前もって家族と一緒に考え、お互いの命を守ってほしい」とアドバイスした。


2020年11月12日木曜日


先頭に戻る