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松島・瑞巌寺の「杉道市」好評 参道にテント12店舗、地場の食品や雑貨を販売

瑞巌寺の参道で開催されている杉道市

 宮城県松島町の瑞巌寺で毎月1回、参道に立ち並ぶテントで食品や雑貨を販売する「杉道(さんどう)市」が開かれている。地元商店主らでつくる実行委員会が主催し、観光地でありがちな土産品ではなく、地場の手作り商品や農水産物が手に入ると好評だ。10月25日には11回目の市があり、県内の生産者ら12店舗・団体が出店した。
 瑞巌寺近くに店を構える米販売店「浅野商店」は、アナゴや栗のおこわを販売。同じく地元のセレクトショップ「M pantry(エム・パントリー)」は米粉マフィン、カキをプレスしたせんべいなどを売った。
 生鮮食品も豊富だ。石巻市の水産業者はノリやワカメを持ち込み、大崎市の農家は旬の野菜を提供した。瑞巌寺が市のある日にだけ用意する御朱印も購入でき、参拝客の人気を集めた。
 友人と訪れた大崎市の公務員小堤純子さん(50)は「瑞巌寺に参拝しながら県内の手作り商品を買えるのが楽しい」と話した。
 市は、松島観光協会がにぎわい創出を目指して2014年5月に初開催。名前は瑞巌寺のシンボルである杉並木にちなんだ。その後、休止期間を経て実行委方式に変わり、昨年6月に再開した。
 実行委員長でエム・パントリー運営会社社長の鈴木幸太郎さん(41)は「出店者を増やして松島に来るきっかけをつくり、地域を活性化していきたい」と意気込む。
 市は瑞巌寺を造営した仙台藩祖、伊達政宗の月命日である毎月24日直近の日曜に開催する。次回は今月22日の予定。出店者は随時募集している。連絡先は実行委事務局022(354)3218。


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2020年11月16日月曜日


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